2021/02/19 10:48
最近はスーパーマーケットでも珍しい野菜を目にすることが増えてきたように感じます。
たとえば大仏様の頭のようなカリフラワー「ロマネスコ」なんかは、
普通のカリフラワーと同じくらいの価格で売られているのも見かけました。
見た目はインスタ映えしそうな物でも、いざ使うとなると、手に余る感じがしませんか。
たしかに西洋野菜などのレア野菜のなかには、
「調理法が限られたものがある」
という点がとても厄介そうに思えます。
たとえば当園の商品にもサボイキャベツというものがありますが、
これは「加熱専用」のキャベツといえます。
というのも、キャベツに含まれる水分が少ないので、ボソボソして噛み切れないような食感だからです。
逆にいえば、その点を押さえておけば、日常的な料理に使うことができます。
最近、私は豚汁づくりにハマっていて、
当園で作っている野菜をいろいろと入れてみて味を確かめているのですが、
カーボロネロ(キャベツの仲間)を入れてみたところ、とても美味しくいただけました。
特徴的な野菜は、その特徴を押さえれば普通のものより美味しくなります。
特徴はネットで検索すればすぐにわかると思いますので、
機会があればぜひチャレンジしてみてください!
~おさらい~
基本的には一般的な品種をベースにして、特徴を押さえるのが大切です。
①何の仲間か調べる
②特徴を調べる
今回の記事で言うと、
①サボイキャベツ→キャベツの仲間
②加熱専用なので、普通のキャベツの活用法の中から加熱調理を選択する
といった感じです。
一般的な野菜と比較ができないような野菜(アーティチョークとか)は専用の調理法がありますので、
そちらを確認してください。